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書評: 実践! ビジネスに役立つ “超”分析の教科書

 


Amazon.co.jp: 実践! ビジネスに役立つ “超”分析の教科書 (日経BPムック): 日経ビッグデータ: 本

 

 超ということで大きな期待を胸にAMAZONでポチっと。内容も確認せずに。ビジネス展開できない、分析は手間がかかりすぎる、スキルが足りない、ニーズがみつからない、・・・そんな私の悩みを解決するヒントをくれるかも。藁をも掴む気持ちで右クリックした。

 感想から。・・・残念。世に出ている書籍にケチをつけるのは良くないと思っている。多くの時間と労力を費やしてやっと出版しているのだから内容がどうであれ敬意を感じている。形あるものを創ったことにはそれだけで素晴らしいと思う。

ただ、私が期待するものとは違っただけ。内容を確認せずに安易に右人差し指を動かした私が悪い。安易に購入できるAMAZONが悪・・。いや、AMAZONでは試し読みができたのかもしれない?いや、あれはKINDLEだけの機能か?いや、いや・・・。

 

 超分析ということでかなり専門的な実践的な内容を期待していた。何しろ分析を超えているのだから。分析を超えるにはかなりのページが必要だろう。でも、専門的になりすぎると理解できない。いや、専門的な内容も噛み砕いてイメージが膨らむようにしてくれているだろう。何しろ超なのだ。超ってすごい。私が何かを超えたことがあるだろうか?いや、ない。超えるということは何だって難しい。すごいことだ。無条件に尊敬できる。はずだ・・・。

 

 内容としてはインタビュー、実際の事例集と分析手法の紹介、用語集。一つ一つが数ページで終わる。掘り下げ方が半端ない。逆の意味で半端ない。いや、私の期待が的外れなだけか?きっとそうに違いない。私の期待はいつもずれている。

 

 今回の書籍で得た教訓。

技術的な書籍はテーマを絞った専門書を買う。WEBに情報がある場合が多い。知りたいことが自分の中で言語化できていない場合は検索が難しい場合でも根気よく調べれば求めているものに近づけることが多い。英語圏の方が情報が充実している。書籍は立ち読みしてから購入する。KINDLEがあればベター。検索して求める情報にたどり着くまでの時間を考慮すると優れた専門書は価値が高い。でもどんな書籍が必要かは調べた後でないと分からない。間違っても今回のような本に求める情報はない。・・言い過ぎました。間違っても今回のような本に「私」の求める情報はない。他の人にとって有用なことは当然あるのでそのような人にはおすすめです。